義理オチ同人ゲーム
商業ゲームにおいては、すぐに義理オチの情報は広まりますが、中々情報が伝わらないのが同人の義理オチ。
私も何度も踏みました。
中にはパッケージやOHPにはっきりと義理と書かれているのに衝動で買ってしまったのもあったり…。
大昔にやったきりのゲームが殆どですのでうろ覚えになりますけど、思いつくだけ書いていきます。
『月姫』
有名すぎる同人ゲー。
義理オチが当たり前の時代だったので、同人とはいえそこまで残念にも思いませんでした。
そもそもプレイ当時、私は妹属性ではありませんでしたし。
でも秋葉は結構好みなので、今思うと残念ではあります。
もし秋葉が実妹だったとしたら、多分私が実妹属性として目覚めるのが1年は早かったのではないかと思われます。
ストーリー上、義理オチで仕方ないんですけどね。
『Will』
今は同人アニメを製作しているサークルCircleMebiusの同人ゲーム3作目。
確か主人公の妹が過去に死んでいるため、そのショックで従妹を妹だと思い込んでいるというオチだったと思います。
このサークルの前作『Time』、前々作『Silence』は実妹1人だけをヒロインにしたゲームでしたが、今作では攻略ヒロインを6人に増加。
この時点でテキスト量が分散され、義理オチとは関係無しに無理があった。
主人公が記憶喪失になるか妹が記憶喪失になるか分岐するストーリー展開は面白いですが、いずれも短く物足りない。
例え実妹であったとしても、兄妹描写という点においては、『Silence』や『Time』の足元にも及ばなかったと思われます。
『妹し〜ずん』
ハイカラ喫茶の夏休み中、一人暮らしをしている兄のもとに妹がやってくるゲーム。
OHPやパッケージには義理と書かれていません。作中でも、全然義理だと表記されません。
義妹発覚は、とあるHシーンの後で主人公が「血が繋がってないとはいえ〜」みたいな事をほんの1回呟く程度です。
なので、プレイした後でも実妹と勘違いしている人が多いです。
背徳は無いけども、兄妹の日常はなかなか面白かったため結構残念でした。
『ふぁみりあ-Fami:Liar?』
他人オチです。
突然、腹違いの妹と名乗る2人が押しかけてくることから始まるこのゲーム。
しかし、他人発覚前から主人公は妹に誘われるまま、何の躊躇もなしに2人ともHしちゃいます。兄妹相姦にも二股にも一切悩まない主人公。
背徳も恋愛過程も兄妹描写もイマイチだなぁと思っていたので、他人オチもさほどショックは受けませんでした。
それに、自分が面倒を見ると大見得きってヒロイン2人を連れ戻しておいて、3P三昧の日々を送るエンドはいかがなものか……
一見、シナリオ重視のゲームに見えて、H中心のゲームでした。
片霧烈火さんの歌うOP曲だけは好きです。
『オタキバ』
割とアッサリ明かされる為、義理オチに位置していいのか分かりませんが一応。
でも、普通に義妹ならOHPやパッケージに明記した方がいいと思うのですが。
妹シナリオはバカバカしくて結構好きだったんですけどね。
『葉月の性教育志願〜身も心もお兄ちゃんのモノ〜』
Shining Star の踏んだばかりの義理オチゲーです。
本当に意味不明です。
OHPにもパッケージにも「腹違いの妹」とはっきり書いてあるのですが、それでもゲーム開始数秒後に血の繋がりのない妹だと判明。
……この嘘表記は、一体何のつもりだろう?
まぁ、一見恋愛ゲーに見えて、裏で妹が売春していたりと、もう騙す気満々のゲームだったりするのでそれぐらいで不思議がってちゃいけませんが。