夏と花火と私の死体

とある場所にて
>実は二人とも、弥生ちゃんのお兄ちゃん「健くん」のことが大好きなのです。
>弥生ちゃんと五月ちゃんは二人で木に登り、健にいちゃんが来るのを待っていた時、弥生ちゃんが「私のお兄ちゃん好き?」と聞いてきます。
>勿論五月ちゃんは「うん」と答えます。
>そして来た健兄ちゃんに木の上から声をかけようとしたら、弥生ちゃんに突き落とされました…五月ちゃんが…
>勿論五月ちゃんは即死。
>二人はこのことを秘密にしすることを決める…
との紹介文があり、ものすごい買いたくなりました。
だって、この妹すごい樹里チックじゃないですか?
嫉妬で親友を殺すなんて…
 
そして読み終えた結果…
緑さんの方がずっと怖いよ…
妹の弥生は、樹里のような計画的な殺人鬼ではなく、つい背中を押してしまっただけのよう。
十分すぎるほど罪の意識を感じていたり、必死になって隠そうとするあまり泣き出してしまったり…むしろ、守ってやりたくなる妹です。
しかし…それもラストの緑さんで一気に吹っ飛んでしまったような気がしました。
マジ怖すぎるよ緑さん…
逃げて健くん!