妹暦その7 〜PCゲームには実妹がいない〜

 『Ever17』のプレイ後も変わらず、PCゲームは義妹が出ているゲーム買っていくことに。
 だって仕方ない。
 PCゲームで実妹が攻略できるゲームは知らなかったのだ。
 その頃にやった妹が出てくるゲームは、『プリンセスホリデー』『青と蒼のしずく』『うちの妹の場合』『夏色小町』『ぎりギリlove』『ときどきシュガー』『永遠のアセリア』等など
 しかし、この頃から素直に細かいところが鼻につき、義妹シナリオが楽しめなくなることに。
 やはり、『Ever17』の実妹ショックがあまりに大きかったのか。
 『プリンセスホリデー』では、終盤で妹と血の繋がりの無い事を知り、そのまま恋愛関係に。
 その後、妹との関係が友人にばれて問い詰められるシーンが発生するのですが……その後の展開には思いっきり落胆しました。
 友人達に自分達に血の繋がりはない事を説明して、友人達あっさり納得しちゃいます。
 そうじゃないだろと突っ込んでしまいました。
 重い展開は望まれていないゲームなのかもしれませんが、近親モノとしては大失格な展開です。
 『青と蒼のしずく』あたりで、自分はむしろ、アンチ即席妹であることを自覚しました。
 『うちの妹の場合』の妹は最後まで好きになれませんでした。寝取られシーンを抜きにしてもです。妹の行動は恩を仇で返しているようにしか思えないです。
 そして、『永遠のアセリア』の妹。キャラデザ方面でたたかれている妹ですが、私はデザインはさほど気にならなかった。しかし、問題だと感じたのが文章。このゲーム毎回『妹』を『義妹』と書いているのです。妹と書けばいいところを義妹義妹と連呼されるとイライラします。もしかしてこのキャラ、デザインだけでなくそんな所でも人気を落としているのかな?
 
 義妹ゲーが素直に楽しめなくなった時期。