2009年攻略不可実妹について

 それにしても去年の攻略不可実妹は多いなぁと今更ながら思いましたので、少しだけ去年の攻略不可実妹を振り返ってみることに。
 とりあえず、2009年攻略不可実妹を、個人的に好きな順番に並べてみました。
 
六桜日奈々(Primary) > 平河鈴(夏色ストレート!) > 南瀬小梅(Distance) > 月丘晶子(花と乙女に祝福を) > 山吹恋華(Canvas3) > 橘皐月(Stellar☆Theater) > 草刈菜種(トロピカルKISS) > 天道灯(愛娘という名の玩具) > 桜井朋実(夏ノ雨) > アイリス(MONSTER PARK) > 哀沢琴美(Dark Blue)
 
 本番だけは無かったけどシナリオも結構良かった『Primary』の日奈々と、ソフマップ予約特典CDで妹の見た夢オチながらも兄に対する想いをしっかり書いていた『夏色ストレート!』は不動です。2人ともキャラ的にも好みでした。
 『Distance』の小梅は、最近では珍しいサブキャラに徹した妹で、そこまで前面に出てきませんでしたが決して空気にならず、兄やヒロインのサポートをこなす非常にいい妹でした。
 それに対して『Stellar☆Theater』の皐月は、サブキャラというより攻略できないヒロインという感じで、出し惜しみしている感じが鼻につき、人気に反して私の印象は低めかも……。シナリオは追加来るかな?
 『花と乙女に祝福を』の晶子は、出番も少なく状況的に一緒に暮らしている妹には劣りますが、出てきた時は良き妹っぷりを発揮しいていてFDにも期待は高まります。
 『Canvas3』の恋華については、初プレイ時、実妹スレの人たちと同じく兄妹の恋愛を否定しているように捉えてしまいましたが、再プレイしてみてちょっと考えを改めました。あれは、単に綺麗な台詞にしようとしてミスっただけじゃないかと思うようになりました。F&Cがシリアス時の台詞選びが下手なのは今に始まったことではないので。とりあえずコミケFDの一般流通待ちです。
 『トロピカルKISS』の菜種は、体験版にあったシーン以外、妹に名場面はなかったのが残念。それから18歳ネタは冗談でもいらない。
 『愛娘という名の玩具』の灯は、妹としての評価はできませんが、旦那とセットで笑えるキャラでした。
 『夏ノ雨』の朋実は、妹自体は可愛くてもその背景となる家族の話が不快でしょうがなかった。お互い毛嫌いしあっている姉、朋実を放置したがる母親、妹の事は気にしないで姉の事ばかり気にかける主人公と、可哀想になってくる妹でした。
 『MONSTER PARK』のアイリスと『Dark Blue』の琴美は……しょうがないですね。片や兄に想いを寄せていてもアッサリ踏みにじられる妹、片や事件が起こるなり即殺される妹。好きにならない方がいいと思えます。
 
 ちょいときつい妹もいますが、全体としてみると、攻略不可といえ結構いい妹も多かったと思います。